2006-01-01から1年間の記事一覧
今年の蔵出しいちばんはもうすぐです。 そんな上槽直前の今週はH17BYの蔵出しいちばんを少しずつ飲んでいます。 若さが保たれた上にやわらかさがプラスされています。 来週は、H18BYと飲み比べです。 この時期、新酒と一年熟成酒を飲み比べると 蔵元としては…
昨日「にゃんかっぷの記事が日経新聞に載っているよ!」 と教えていただき、日経新聞を見ましてが 「カップ酒」の記事はありましたが「にゃんかっぷ」の記事はありません。 「記事ないよ」とメールしたら14版に載っているという事です。 志太泉に来ている日…
富山五百万石は志太泉の酒米の主力の一つです。 よく見てもよく見えないですが 紙袋がなぜか富山ではなく岐阜のパールライスセンターです。 富山県の搗精工場(精米工場)は、閉鎖となり 静岡県の志太泉に来る米は、富山から途中の岐阜まで 玄米で移動し、白…
日本酒の瓶を見たときアルコール度が表示されているはずです。 例えば、「アルコール分15度以上16度未満」とかです。 この度、「アルコール度15度」という表示も認めれるとようになりました。 この表示がされていた場合 「アルコール分14度以上16度未満」の…
蔵出しいちばんのもろみの中盤です。 約1週間後に上槽予定です。 特A山田錦特等米 精米歩合60% 蔵出しいちばん本醸造生原酒と蔵出し濁り酒となります。 順調に育ってます。
久しぶりに寒い朝がやって来ました。 車のフロントガラスが凍りました。 蔵の気温は3度。冬本番です。 昨年はこの時期から厳しく冷えましたが 今年の寒さは続くでしょうか?
今日すごくひさしぶりに某中規模の蔵のお酒を飲みました。 アルコール度14-15度 原材料 米 米こうじ 醸造アルコール 業界用語の普通アル添酒です。 ややすっきり甘くアルコール感があります。 雑味はすくなく、老香もありません。反面特に旨みもありません。…
名古屋局秋の鑑評会の結果が発表されました。純米酒部門で「純米吟醸焼津山田錦」が入賞しました。詳細は⇒http://shidaizumi.com/past/nagoyaaki2006.htm 今回本醸造部門は出品しなかったです。その理由は出品したかった志太泉酒造を代表する本醸造である特…
昨日は建設会社のユニフォームの話をしましたが けっこう田舎では、 ネクタイにYシャツにスラックスというかスーツの下を装着し その上にスーツでなく会社のジャンパーを着るのが メーカーさんや建設会社等の営業さんの定番となってます。 営業シーンでも適…
志太泉酒造の最新の制服です。 といっても5年以上も前のものです。 個人的には気に入っています。 こういうユニフォームも 淡い色系と濃い色系があって 志太泉酒造は濃紺です。 建設業界の会社は、淡い色が多いように 感じますが私の思い込みでしょうか?
天に月、地に山さんのあるテーブルでこんな意見を聞きました。 日本酒が、現在の吟醸酒のような酒が普通酒並みの値段で発売されていたら、革命的に市場が変わるかもしれない。もしそれが成功すれば2004年のアルコール100%換算のシェアで(アルコール100%換…
私はどっちかというと(のんびり>せっかち)です。まあ静岡人はぼーっとしてる人間が多いです。 そんな事もあって一週遅れで先週の日曜日の「天に月、地に山 第二十八回日本酒の会」のレポートです。 まず下にオフィシャルサイトに酒と肴のメニューです。ht…
今日の朝の気温は12度。 酒造りには、かなり暖かすぎます。 昔と違って様々な冷やす設備はありますが、 それでもやはり冷たい冬の方が良いです。 三ヶ月予報による東海地方は 予報期間 12月から2月 平成18年11月22日名古屋地方気象台 発表 <予想される向こ…
この写真は山田錦の精米歩合55%の白米です。 胴割れも少なく良いと思われます。 胴割れというのは白米に入っている亀裂の事です。 酒造りを米一粒一粒の履歴と考えた場合 最悪の場合は米が洗米以降の工程で割れるという事になります。 この米を使った純米吟…
報告が遅くなりましたが11日には 名古屋の愛知大学車道校舎のオープンカレッジの日本酒講座 にゲスト参加致しました。 まず45分で原料の米、水の説明を含む醸造工程の説明をしましたが、 これはなかなか時間的に難しかったです。 この時間なら醸造工程だけの…
早速昨日の千粒重を確認してみました。 やはり人間が数えるのではなく 選別する機械に2000粒ぐらい入れると 未熟米等のよくない米を除き 1000粒を選別して測定する機械があるようです。 よのなかにはいろいろな機械がありますね。
これが兵庫山田錦特等の玄米です。 青米率が少なく 心白発現率が高く 大粒(千粒重27.25G)です。 千粒重とは、玄米の1000個の重さです。 これが重ければ大粒 軽ければ小粒の米ということになります。 よく考えてみると気合を入れて 1000個大粒の米だけ選ん…
月曜日から水曜日まで酒税の検査を受けていました。 大きな問題もなくほっとしました。 小さな間違いはいくつかありました。 その中の一つは電算系のデータと手書き系のデータが 一致しないところです。 やっぱり世代の差もあって 手書きのデータを作る人と…
先日なぞの赤ワインについて書きましたが そのもらい物のもう1本なぞの白ワインを開栓しました。 私は根本的には赤ワインより白ワインの方が好きです。 でもこの前の赤ワインはそんなに美味しくないにせよ まあまあなんとか飲めました。 でもこの白ワインは…
ブログ用に撮っていた煙突の解体写真がありましたが 公開する時期を逸していました。 でもせっかくなので公開します。 煙突はクレーンで吊り下げたうえで 2メートル程度に切って解体していきました。 写真はいちばん上の部分です。 こうして見ると大きいで…
一年ぶりに志太泉大吟醸H10BYを飲みました。 これはもう蔵に在庫がない酒です。 味わいに軽いスモーキーな感じと チョコレートっぽさがあります。 ところが味わいには不思議なふわっと感があります。 一年前の印象と比べて熟成が進んだ感覚はさほどありませ…
昨日は培養液を生成していました。と書くとマッドな感じですが酒造業界ではあたりまえの業界用語です。というのは嘘です。昨日は培養液をつくってそれをオートクレーブで滅菌していました。オートクレーブとはhttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%83%…
少し前から蔵入りとなりました。 ここで一つサプライズがありました。 新しい蔵人さんが岩手県から黄色の軽で やってきました。 前日に昼間に岩手県を出発して夜中の3時ごろに 藤枝に到着したとの事です。 いつも岩手県からの蔵入りは新幹線だからびっくりし…
赤ワインを飲んでいます。 というのはもらい物の赤・白2本セットというのを 今年の夏にいただいてその後そのまま放置しました。 今日はたまたま飲む酒がなかったから 思い切って開栓してみました。 赤ワインの味については素人です。 あえていうと上立ち香で…
10月24日はリーガロイヤルホテル東京 五穀豊醸 美酒で逸盃に参加しました。 この会は初参加となります。 まず特徴として日本酒に合うお料理にも大変力が入っております。 松花堂にて供される口取り 煮物 お造り 焼物をはじめ 秋を感じさせるお料理がそろって…
酒蔵には、見慣れないものがたくさんありますが その一つがこれです。 特徴 1器構が堅牢 総鉄製で壜のあたる部分をビニールで覆い そのうえの壜の肩を完全に受けています。 2移動が容易 車輪はベアリングを使用、車体の前端には スプリング装置をなし凸凹場…
本日は、静岡市のツインメッセにしずおか環境・森林フェア でエコファーマーである焼津酒米研究会の山田錦とそれを使った 純米吟醸のお話をしてきました。 エコファーマーとは エコファーマー制度は、農業者が、たい肥などによる土づくり・有機肥料の使用(…
ブログをご覧の皆様はお燗瓶をご存じですか? 私も蔵で仕事をするまで知らなかった瓶ですが この瓶はこのまま湯煎によるお燗をして提供されます。 何回も可能なかぎりリサイクルされる瓶でございます。
最近ようやく沈静化しつある飲酒運転の報道。 一時期は毎日のように 飲酒運転での逮捕者が報道されていました。 そのときいったい何を飲んでいたのでしょうか? 検索によるとこんな酒類を飲んだり飲ませたりしていました。 「缶酎ハイ2本(350ミリリット…
名古屋局の秋の鑑評会について、 わかりやすいように箇条書きにしました。 ・消費者の視点で評価するため、入手可能な市販酒を審査する。 ・審査の対象とカテゴリーは、「純米酒、特別純米、純米吟醸」部門と「本醸造、特別本醸造」部門とする。 ・対象酒は…